等級(格付け)によって受注可能工事金額が決まる
等級(格付け)とは、主に経審の総合評定値(P点)という点数によって決まります。
主に経審の点数によってA~Dといったランクに分けられますが、このランクが等級(格付け)と呼ばれるものです。
もちろん、各自治体独自によって加点される主観点といものもありますが、最も重要なのは経審の点数(P点)です。
等級(格付け)によってどれくらいの工事金額の受注が可能となるか?が決まります。
また、等級(格付け)が上がるほど受注金額、利益率共に大きくなります。
ですので、格付けのランクは、公共工事入札においては非常に重要な要素です。
等級(格付け)や請負可能金額は、工事の種類や自治体によって異なりますが、たとえば、下表のように決められています。
参考例(自治体A市、土木一式工事)
希望する請負金額で受注するにはどの格付けを得れば良いのか?そのためには、経審の総合評定値P点が何点である必要があるのか?
経審対策の重要性は、ここにあります。
主に経審の点数によってA~Dといったランクに分けられますが、このランクが等級(格付け)と呼ばれるものです。
もちろん、各自治体独自によって加点される主観点といものもありますが、最も重要なのは経審の点数(P点)です。
等級(格付け)によってどれくらいの工事金額の受注が可能となるか?が決まります。
また、等級(格付け)が上がるほど受注金額、利益率共に大きくなります。
ですので、格付けのランクは、公共工事入札においては非常に重要な要素です。
等級(格付け)や請負可能金額は、工事の種類や自治体によって異なりますが、たとえば、下表のように決められています。
参考例(自治体A市、土木一式工事)
希望する請負金額で受注するにはどの格付けを得れば良いのか?そのためには、経審の総合評定値P点が何点である必要があるのか?
経審対策の重要性は、ここにあります。
点数(経審+主観点) | 等級(格付け) | 請負可能金額 |
900点以上 | A | 6000万円以上 |
750点以上900点未満 | B | 2000万円~6000万円未満 |
650点以上700点未満 | C | 500万円~2000万円未満 |
650点未満 | D |
500万円未満 |
まずは、経審の点数を上げていく
格付けを上げたければ、まずは経審の点数を上げていくことが大切です。
ですが、最初のうちは何をどのようにすればよいのか?が、よくわからないかと思います。
大まかに点数アップの道すじ述べていくと、次のようになります。
原則として1~5の順番となりますが、まずは自社の現状の点数、予想される格付けを知ることが大切です。
これは、分析機関などのソフトを使って無料でできますので、活用してみることをおすすめします。
次に特に中小企業の場合、経営状況分析(Y点)を上げていくことに注力します。
ただし、こちらは比較的長い目で見ていかないとポイントは上げにくい分野です。
ですが、Y点対策とは、会社の経営状況を改善していく対策でもあります。
Y点対策をやりつづけることで資金繰りも改善され、経営体力のある優良な会社になっていきます。
また、対策をしっかりと打てていけば、大幅に点数アップを期待できる分野でもあります。
ですから、この対策が最も重要とご認識ください。
Y点が比較的良く、キャッシュフローも良い場合、あるいは即効性のあるポイントの上げ方をしたい場合には、W点を上げる対策を行います。
W点は、即効性が高いです。つまり、対策を打つほどすぐに点数に反映されます。ですから、資金にゆとりがある場合に有効です。
そして、資格者対策。
これは、経審のポイントアップもさることながら、公共工事の請け負い可能金額にも大きな影響を与える非常に大切な分野です。
公共工事受注においては、1級などの上級資格者の存在が非常に大きくなります。
資格取得者には手当などで優遇措置を施すなど、全社を上げて対策に取り組んでいただきたいところです。
最後に、民間でも公共でも同じですが、元請完成工事高が多いほうが、ポイントにつながりやすいです。
公共工事を受注し、実績を積めば積むほどポイントにつながっていきますので、営業努力、入札努力が直に反映します。
ですが、最初のうちは何をどのようにすればよいのか?が、よくわからないかと思います。
大まかに点数アップの道すじ述べていくと、次のようになります。
1.シミュレーションをして現状を知る |
2.経営状況分析(Y点)を上げる対策を打つ |
3.資格者対策を行う |
4.社会性(W点)を上げる対策を打つ |
5.落札で実績を積むなどして元請完成工事高を増やしていく |
原則として1~5の順番となりますが、まずは自社の現状の点数、予想される格付けを知ることが大切です。
これは、分析機関などのソフトを使って無料でできますので、活用してみることをおすすめします。
次に特に中小企業の場合、経営状況分析(Y点)を上げていくことに注力します。
ただし、こちらは比較的長い目で見ていかないとポイントは上げにくい分野です。
ですが、Y点対策とは、会社の経営状況を改善していく対策でもあります。
Y点対策をやりつづけることで資金繰りも改善され、経営体力のある優良な会社になっていきます。
また、対策をしっかりと打てていけば、大幅に点数アップを期待できる分野でもあります。
ですから、この対策が最も重要とご認識ください。
Y点が比較的良く、キャッシュフローも良い場合、あるいは即効性のあるポイントの上げ方をしたい場合には、W点を上げる対策を行います。
W点は、即効性が高いです。つまり、対策を打つほどすぐに点数に反映されます。ですから、資金にゆとりがある場合に有効です。
そして、資格者対策。
これは、経審のポイントアップもさることながら、公共工事の請け負い可能金額にも大きな影響を与える非常に大切な分野です。
公共工事受注においては、1級などの上級資格者の存在が非常に大きくなります。
資格取得者には手当などで優遇措置を施すなど、全社を上げて対策に取り組んでいただきたいところです。
最後に、民間でも公共でも同じですが、元請完成工事高が多いほうが、ポイントにつながりやすいです。
公共工事を受注し、実績を積めば積むほどポイントにつながっていきますので、営業努力、入札努力が直に反映します。