落札にいたるため~経審ポイントの重要性~
どのようにしたら公共工事を落札し、売上を確保、事業の柱としていけるのか?
経審等一連の手続きをどのように進めていけば、この目的が達成できるのか?
そのためには、まず入札の仕組みを知ることが大切です。
公共工事入札には、等級(格付け)というものが、存在しています。
この等級が上位になればなるほど完成工事高が大きく、利益も多く取得できるという仕組みになっています。
つまり、経審で何点になるのか?で等級(格付け)がほぼ決まり、公共工事で請け負える金額が決まります。
そのため、等級(格付け)のメイン要素となる経審のポイントが非常に重要です。
もちろん、経審に加算(もしくは減算)される自治体独自の主観点もありますが、メインになるのは経審の点数です。
例として埼玉県の土木一式工事の格付けとその要件を挙げます。なお、他の業種ごとに格付けの基準は異なります。
点数は、客観点(経審の点数)と各自治体で決めている主観点の合計です。ただし、経審の割合がかなり高いため、この点数如何で格付けが決まります。
主観点とは、原則として埼玉県内に営業所がある事業者に加算される点数です。これは、各自治体の裁量でその対象と得点が決まっていきます。
そして、上記の格付けをもとに以下の受注可能金額が決定されていきます。下表は、埼玉県の例です。
要は、格付けがどこに位置するか?によって受注できる金額が決まることになります。
経審対策に力を尽くさなければいけない理由は、まさにここにあります。
経審等一連の手続きをどのように進めていけば、この目的が達成できるのか?
そのためには、まず入札の仕組みを知ることが大切です。
公共工事入札には、等級(格付け)というものが、存在しています。
この等級が上位になればなるほど完成工事高が大きく、利益も多く取得できるという仕組みになっています。
つまり、経審で何点になるのか?で等級(格付け)がほぼ決まり、公共工事で請け負える金額が決まります。
そのため、等級(格付け)のメイン要素となる経審のポイントが非常に重要です。
もちろん、経審に加算(もしくは減算)される自治体独自の主観点もありますが、メインになるのは経審の点数です。
例として埼玉県の土木一式工事の格付けとその要件を挙げます。なお、他の業種ごとに格付けの基準は異なります。
要件 | 経審(客観)点+主観点 | 1級相当技術者数 |
特A | 1110点以上 | 10人以上 |
A | 850点以上 | 3人以上 |
B | 710点以上 | 1人以上 |
C | 620点以上 | 無 |
D | 620点未満 | 無 |
点数は、客観点(経審の点数)と各自治体で決めている主観点の合計です。ただし、経審の割合がかなり高いため、この点数如何で格付けが決まります。
主観点とは、原則として埼玉県内に営業所がある事業者に加算される点数です。これは、各自治体の裁量でその対象と得点が決まっていきます。
そして、上記の格付けをもとに以下の受注可能金額が決定されていきます。下表は、埼玉県の例です。
要は、格付けがどこに位置するか?によって受注できる金額が決まることになります。
経審対策に力を尽くさなければいけない理由は、まさにここにあります。
土木 | 建築 | 電気 | 管 | 舗装 | その他 | |
特A | 6000万円以上 | 1億円以上 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
A | 3000万円以上1億円5000万円未満 | 4000万円以上2億5000万円未満 | 1000万円以上 | 1000万円以上 | 1500万円以上 | その都度、知事が定める金額 |
B | 1000万円以上6000万円未満 | 1300万円以上1億円未満 | 250万円以上4000万円未満 | 250万円以上4000万円未満 | 250万円以上5000万円未満 | 同上 |
C | 250万円以上3000万円未満 | 250万円以上4000万円未満 | 1000万円未満 | 1000万円未満 | 1500万円未満 | 同上 |
D | 1000万円未満 | 1300万円未満 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし |