落札のために必要なこと
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落札にいたるため~経審ポイントの重要性~

どのようにしたら公共工事を落札し、売上を確保、事業の柱としていけるのか?

経審等一連の手続きをどのように進めていけば、この目的が達成できるのか?

そのためには、まず入札の仕組みを知ることが大切です。


公共工事入札には、等級(格付け)というものが、存在しています。

この等級が上位になればなるほど完成工事高が大きく、利益も多く取得できるという仕組みになっています。

つまり、経審で何点になるのか?で等級(格付け)がほぼ決まり、公共工事で請け負える金額が決まります。

そのため、等級(格付け)のメイン要素となる経審のポイントが非常に重要です。

もちろん、経審に加算(もしくは減算)される自治体独自の主観点もありますが、メインになるのは経審の点数です。

例として埼玉県の土木一式工事の格付けとその要件を挙げます。なお、他の業種ごとに格付けの基準は異なります。


要件 経審(客観)点+主観点 1級相当技術者数
特A 1110点以上 10人以上
A 850点以上 3人以上
B 710点以上 1人以上
C 620点以上
D 620点未満

点数は、客観点(経審の点数)と各自治体で決めている主観点の合計です。ただし、経審の割合がかなり高いため、この点数如何で格付けが決まります。

主観点とは、原則として埼玉県内に営業所がある事業者に加算される点数です。これは、各自治体の裁量でその対象と得点が決まっていきます。

そして、上記の格付けをもとに以下の受注可能金額が決定されていきます。下表は、埼玉県の例です。

要は、格付けがどこに位置するか?によって受注できる金額が決まることになります。

経審対策に力を尽くさなければいけない理由は、まさにここにあります。


土木 建築 電気 舗装 その他
特A 6000万円以上 1億円以上 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし
A 3000万円以上1億円5000万円未満 4000万円以上2億5000万円未満 1000万円以上 1000万円以上 1500万円以上 その都度、知事が定める金額
B 1000万円以上6000万円未満 1300万円以上1億円未満 250万円以上4000万円未満 250万円以上4000万円未満 250万円以上5000万円未満 同上
C 250万円以上3000万円未満 250万円以上4000万円未満 1000万円未満 1000万円未満 1500万円未満 同上
D 1000万円未満 1300万円未満 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし
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